境内および建造物
江戸時代の境内絵図と、現在の境内にございます種々の建造物についてご紹介いたします。
こちらは、江戸時代後期の古地図になります。
天神社、稲荷堂、弁財天堂、山の神社、勝手神社などの現在はないお堂と、土蔵、鳩蔵、茶席の建造物が記されていることがわかります。
棟に乗っているのは鯱(しゃちほこ)です。
棟札(むなふだ)には文化13年(1816)再建と記されており、今から200年ほど昔に、改めて建てられたものであることがわかります。
25体の弘法石像が並ぶ参道です。
これらの石像は明治初頭、弘法信仰により地域の人々が寄進されたものでございます。
現在も毎月21日に弘法会を執り行っており、お参りが絶えることがございません。
(しょうろうどう・ぼんしょう)
こちらは平成18年11月に再建・再鋳されたものでございます。
旧梵鐘は、江戸時代の名僧 白隠禅師の銘が入った名鐘でございましたが、残念ながら太平洋戦争に際して供出いたしました。
この本堂は、昭和54年11月、鉄筋造りで再建されたものでございます。