(ねんげしゃかにょらいぞう)
拈華の釈迦像といわれるように、右手を上げ、ちょうど霊山会下で贈られた金波羅華(こんぱらげ)を手にはさんで聴聞(ちょうもん)衆に示した、その時の姿がとられています。
拈華のさまにはほとんどが意を解せずにいた折、ひとり摩訶迦葉(まかかしょう)が微笑したので、釈迦は「正法眼蔵(しょうほうげんぞう)、涅槃妙心あり」として方を嗣がしめました。 まさに以心伝心の禅の極地を示しております。
(かしょう・あなんそんじゃぞう)
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